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下山事件(シモヤマ・ケース)

 何がきっかけだったのかさえ忘れてしまいましたが、なぜか下山事件(wikipedia)というものに興味を持ち、ちょっと調べてみたら森達也さんが下山事件に関する本を書いていること(しかも60年近く前の事件なのに割と最近になって)を知ったので、早速買って読んでみました。
c0013594_575487.jpg 『下山事件(シモヤマ・ケース)』の文庫版です。

 当時の国鉄総裁が死んだ(殺された?)事件という以外は、何の予備知識もなく読み始めたのですが、移動時間はもちろん、睡眠時間を削ってまで読み進めてしまうほど引き込まれました。
 予備知識がなかったせいもありますが、次から次に怪しげな(?)証言や証人が出てきたり、関係者が明らかになったりし、しかもその事実や出てくる人物が妙に関連しあっていたりして、いったいこの事件はどうなっているのか?気になって仕方がなくなってしまいます。
 本の中で、長年下山事件を追っている記者が「下山病」という言葉で表現していますが、確かに病気なみに取りつかれてしまう感じかもしれません。

 よく書けたノンフィクションを読むと「事実がこれだけ面白いのだから、わざわざフィクションを考え出す必要なんてないんじゃないか?」と思うことがありますが、この本がまさにそうでした。
 下山事件という事件が面白いのか、それとも森達也の書き方が面白いのか? 確認するためにも他の下山事件関連本も読んでみたいと思います。

by masumania | 2008-05-21 00:59 | 本/マンガ  

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