K-1 WOLRD GP 2005 開幕戦

 最近、格闘技ネタばかりになっていますが・・・。例によってテレビ観戦のみで、えらそうに感想などを書いてみます。ちゃんとした結果&内容についてはこちらで。

 全体的にレベルの高い試合が多くて、テレビで見ていてもかなり面白かったです。
 ムエタイ代表として応援していたガオーグライが、レイ・セフォーに後頭部パンチで負けてしまったのが残念ではありましたが、個人的に応援していたピーター・アーツが新鋭のマイティー・モーにKO勝ちしてくれたので、ちょっと嬉しかったです。もう終わってしまった選手のようにいわれていますが、キックボクシングとしての基本的な技術やコンビネーションがちゃんとできているので、好きなんですピーター・アーツは。ディフェンスには難ありですが・・・。

 ファイトスタイルが力任せな感じがして、あまり好きではなかったジェロム・レ・バンナもキレとスピード重視のスタイルにチェンジしたようで、ゲーリー・グッドリッジを相手に一方的にKO勝ち。ガードが空いている場所を冷静に見極めて、蹴り&パンチを当てるクレバーな試合運びで、あのスタイルが貫ければ今年の優勝候補なのでは?と思いました。

 日本代表の武蔵もボクシングの元・世界チャンピオンのフランソワ・ボタに判定勝ち。以前より積極的に手を出すスタイルになっていて、見ていても面白かったのですが、ちょっとクリンチが多かったですかね。
 K-1では首相撲からのヒザ蹴りを1回までに制限していますが、このルールが良くないように感じました。首相撲の展開は観客にわかり辛いということなんでしょうが、ヒザ蹴りを1回だけにしてしまうと、その「展開」自体が作れなくなってしまい、余計につまらなくなってしまうのではないかと。相手を攻撃するための「首相撲」ではなく、くっついてごまかすための「クリンチ」になってしまうような気がします。
 ムエタイでは首相撲からのヒザ蹴りに合わせて観客が大きな声を出して盛り上がっていたりします。日本でそこまで観客の目が肥えるのは難しいかもしれませんが、PRIDEなどの総合系の試合を見ていても、昔だったらヤジが飛んでいるような寝技の展開で、観客が盛り上がっている場面も多くなってきてますし、少しずつ見る目も育ってくるのではないかと。確実にいえるのは、その展開を見ていなければ、見る目が育つことはあり得ないということです。主催者の方にはご一考をお願いしたいところです。

 スーパーファイトで行われた昨年王者のレミー・ボンヤスキーvsアレクセイ・イグナショフの試合もレベルが拮抗していて面白い試合でした。派手なダウンシーンはありませんでしたが、イグナショフもかなり調子を取り戻していたようですし、それに競り勝ったボンヤスキーも流石。でも、素人目にはこういう展開はあまり受けないのかもしれませんが。どうだったのでしょうか?

 で、メインのチェ・ホンマンvsボブ・サップの試合ですが、どんな風に感じました?  規格外の大男の殴り合いに、会場はある程度盛り上がっていたように見えましたが・・・。
 個人的な感想は「最悪」でした。パンチは手打ちだし、蹴りもほとんど足を上げているだけ。パンチの打ち合いでも、2人とも目はつぶりっぱなしだし、顔を背けたり下を向いてしまったり・・・。ジムの人の言葉を借りれば「顔面ありのスパーリングを初めてやった人みたい」なレベルでした。
 それでもガンガン打ち合ってくれればいいのですが、後半は2人とも疲れてしまって、肩で息をしているだけで手も足も全然出ていませんでしたし。

 あれだけ体が大きければ、手打ちのパンチでも効くのかもしれませんが、お金を払って見せるようなレベルの試合ではなかったですね。体が大きければ、技術はなくてもいいのか!? と。
 プロデューサーのT川さんは、自分が連れて来た選手だからか、やたらと放送席で興奮していましたが、こんなレベルで興奮できる人がマッチメークとかしてていいんでしょうか? イベントとしての今後が心配です。早く出て来てくれないかな、I井館長・・・。
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by masumania | 2005-09-24 23:20 | キック/格闘技  

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