K-1ラスベガス

 昨夜のK-1ラスベガス大会は、なかなか面白かったですね。最近のK-1ヘビー級は身体がデカイだけの見せ物的な試合が多かったので、期待はしていなかったのですが、予想に反して技術的にもレベルの高い試合が多くて見応えがありました。
 トーナメントで優勝したロシアのルスラン・カラエフ選手は後ろ回し蹴りにばかり注目されてましたが、パンチも強いし、キックやヒザ蹴りもできるバランスのいい実力者でした。そのカラエフ選手と準決勝を争ったスイスのアゼム・マクスタイ選手もいい選手でした。カラエフ選手の圧勝かと思いましたが、打たれながらもいいパンチを返して終盤はカラエフ選手もかなり効いていたように思いました。ミドルキックがうまかったのも印象的でした。
 決勝戦を闘ったスコット・ライティ選手もパンチ、キックのバランスが良く、最後まであきらめない、なかなかいい選手でした。終わってみれば、まだまだ世界には、ちゃんとバランスのいい技術を持ち、身体もハートも強い、いい選手が育っているんだなと実感。これだけいい選手が育っているのだから、身体がデカイだけの選手をわざわざ他の競技から連れて来る必要はないんじゃないかと、強く思いました。
 ワンマッチでも、サモア出身のK-1戦士、マイティ・モー選手がボクシングの元世界チャンピオンのフランソワ・ボタ選手を一方的にKOで撃破。ボクシングの元世界王者をパンチで倒したのだから、K-1の技術レベルも確実に上がっているのだと思います。K-1の技術をきちんと学ぶ気のない選手にわざわざ高い金を払って連れて来なくても、叩き上げのK-1選手だけで十分高いレベルの試合が見せられるのではないかと。
 そろそろ、話題先行で技術レベルの低い殴り合いではなく、ちゃんと蹴りまでバランスのとれたレベルの高い攻防が見たいです。身体がデカイとか「身体能力が高い」だけの選手ではなく、ちゃんとした技術を持った選手をリングに上げて欲しいものです。
 それだけの選手は十分に育っていると思うので。
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by masumania | 2005-08-15 15:54 | キック/格闘技  

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