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ぜんぶわかる!ロードバイクメンテナンス

ぜんぶわかる!ロードバイクメンテナンス_c0013594_2401240.jpg ちょっと連続して更新。
 制作にちょっとだけ加わった自転車関連のムックです。学研の『ぜんぶわかる!ロードバイクメンテナンス』
 企画を聞いて、思い付くままに声をかけて行ったら、結果的に知り合いばかり奥付に名前が並んでいました。一応、私も奥付に名前を連ねています。
 内容はオーソドックスなロードバイクのメンテナンス本ではあるのですが、表紙を含め、登場している自転車がなかなかカッコいいものばかり。FIG BIKEさんの全面協力によるものです。
 あと写真もカッコいいので、メンテナンス本にありがちな教科書を見ている気分にならないんですよね。何となく雑誌をめくるワクワク感を持ってページをめくれるというか。もちろん、文章も読みやすくためになる内容です。
 売れ行き好調らしく、もう書店にはあんまりないみたいですが…。

# by masumania | 2011-11-21 23:35 | 仕事  

Bicycle magazine Vol.26

 前回の投稿が『Bicycle magazine』のVol.25が発売された時ですから、また随分間が開いてしまいました。
 『Bicycle magazine』はVol.26が発売され、その号をもって休刊となってしまいました。
 創刊号から制作に関わらせてもらって4年とちょっと。色々と思い入れのある媒体でした。
 SURLYのクロスチェックという自転車を買ったのも、編集長のnozさんの影響が大きいですし、その後ロングテールバイクを導入したのもこの雑誌でエクストラサイクルの創業者であるロス・エヴァンスにインタビューしたのがきっかけでした。
 仕事ということ以上に、私の自転車ライフはこの雑誌とともにあった気がします。

Bicycle magazine Vol.26_c0013594_2283234.jpg


 発売からはだいぶ経ってしまいましたが、そんな『Bicycle magazine』の休刊号は、「サイクリストたちのオススメ」特集。誌面と関係の深いサイクリストたちが、各々の「オススメ」を紹介しています。
 それはアイテムであったり、自転車との過ごし方であったり、自転車そのものだったり、自転車に関わる映画や漫画だったり、この何でもありな感じが『Bicycle magazine』らしいと思います。
 私も「ロングテールバイク」をオススメさせてもらっています。
 ロングテールバイクの楽しみ方はもちろんですが、個人的に非常に惹かれたこの自転車の持つバックグラウンド的なこと(発展途上国の人々の生活を支援するために開発された)を中心に書いております。
 あとは、いつものロングテールバイク連載や、デジタルガジェットの連載ページ、それに工場訪問の記事を書いています。工場訪問は東京ベルという自転車のベルを主に作っているメーカーを訪ねました。
 この企画で取り上げたメーカーさんたちの物作りに対する姿勢は、今後の日本の物作りについて重要なヒントを提供していると個人的には思っています。いくつかポイントを挙げるとすると「大量生産大量消費」でないこと、「右肩上がりの拡大」を狙わないこと、オリジナリティのある物を作ること、人件費の安いアジアの国々と同じ土俵で勝負しないこと、などでしょうか。
 もちろん、中小規模のメーカーだからできることも多く、すべての企業に当てはまるものでないことは百も承知ですが。


 さて、一旦終わりとなってしまった『Bicycle magazine』ですが、その誌面作りは別の媒体に受け継がれています。編集長を初め、スタッフは現在『Bicycle NAVI』という雑誌の制作をしています。
 その『Bicycle magazine』スタッフが関わった『Bicycle NAVI』の最新号が既に店頭に並んでいますが、その誌面を見れば『Bicycle magazine』読者なら誰でも「おっ」と思うような誌面が展開されています。
 今後の『Bicycle NAVI』にも期待したいと思います。

# by masumania | 2011-11-20 23:11 | 仕事  

Bicycle magazine Vol.25

 また、更新が滞ってました。
 前回の更新が『バイシクルマガジン』の前号についてでしたので2ヶ月ぶり…、のはずですが日付を見ると1ヶ月ぶりなのがまたいい加減な更新サイクルを表していますね…。

 で、その『バイシクルマガジン』の最新号が書店に並んで、すでにずいぶん時間が経っています。
今回の表紙もなかなか素敵ですが、個人的にはその表紙の写真について編集長がFlickrに書いてた文章が好きです。(原題「空が青くない理由」)

Bicycle magazine Vol.25_c0013594_335516.jpg


 今回のテーマは「旅」ですが、私は旅についての記事は書いていません。
 基本的に出不精なので旅とか無理なんです(←多少誇張してます)。

 この号で書いているのはロングテールバイクの連載ページ(チャイルドシートの話と、SSJで見たロングテールバイクの話)、自転車で使えるデジタルガジェットを紹介するページ(今回はガジェットではないですが、Googleマップを使った自転車ルートの探し方を紹介)、あと先日行われたシングルスピードMTB日本選手権(SSJ)のレポートを書いています。
 興味を持ってもらえたら、書店で手に取ってみてください。

# by masumania | 2011-07-20 03:36 | 仕事  

Bicycle magazine Vol.24

 仕事を巡る状況がいろいろと変わり、バタバタしていて更新が滞ってしまいました。

 紹介し忘れていた、お仕事をひとつ。
 『Bicycle magazine』のVol.24。
 自転車を積み上げた表紙が目印。実は僕のロングテールバイクも少しだけ写ってます。

 テーマは「COMMUTER & UTILITY BIKE」。実用的な自転車と運べる自転車を主に取り上げています。
 本当は別のテーマで制作に取り掛かっていたのですが、東日本大震災に見舞われたことで、急遽テーマを変更したという経緯があります。
 被災地ではガソリ不足からクルマが使えず、物資を運ぶのに自転車が有効なこと。東京でも、震災による帰宅難民が多く発生したことや計画停電によって、自転車が通勤の手段として見直されてきたことから、このテーマとなりました。

 掲載しているスナップは、震災からそれほど経っていない頃に行ったのですが、実に多くの人に集まってもらえて、編集長も感激していました。
 なかにはロングテール仲間も多数出演していて、個人的にも感慨深い号です。

 僕は、いつものロングテールバイクの連載(今回は念願のエクストラサイクル純正チャイルドシートを装着!)と、エクストラサイクルの創業者であり、ロングテールバイクの発明者でもあるロス・エヴァンスからのメッセージのページを書いています。
 この特集テーマが決まったとき、真っ先に話を聞きたいと思ったのがロス・エヴァンスでした。
元々、発展途上国の支援のためにロングテールバイクを作った彼が、今の日本の様子を知って、どんなことを感じているのか知りたかったのです。
 その内容は期待通りのものでした。

 日本が自然エネルギーを中心とした(明確にそうとは書いていませんが、明らかにそれを意味していると思われます)先進的なインフラを持つ国へと生まれ変わること。それを世界も期待していること。そして、そうした社会を作るのに、自転車に乗るというシンプルな行動が大きな力になること。
そんな彼の言葉は、今後に向けて非常に勇気づけられるものでした。
 ぜひ、ご一読いただければ幸いです。

 個人的には、今回のテーマは「Power of Bicycle」と呼ぶべきものだと思っています。
こんな時だからこそ感じられる自転車の持つ力、余計なエネルギーを使わずに物を運び、移動の手段になるということに加えて、新たなライフスタイルの構築など社会を変えていくパワーも自転車は持っていると思います。
 そんなパワーを感じてもらえる誌面に仕上がっているのではないかと。
 残された制作期間は短いのに、特集のテーマを変更するという決断をし、それをちゃんとした内容に仕上げた編集部のみなさんに敬意を表します。

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# by masumania | 2011-06-19 23:00 | 仕事  

MTB only Vol.1

 更新をサボっていた間に発売されていた媒体その2。造形社の『MTB only』という雑誌の創刊号です。
 MTB専門誌が創刊されるのは久しぶりなので、期待してくれている声も多く、創刊から関われてうれしい限りです。創刊号ということもあり、カバーしている範囲は広めで、割と初心者向きの作りではありますが、今後少しずつディープな方向になっていくかも…。
 私が書いているのは特集のなかの「29er」(29インチタイヤを履いたMTBのこと)と「ロングテールMTB」(車体を長く伸ばして荷物を載せられるようにした自転車)のジャンル。それに、サルサのファーゴというモデルのインプレッションと、子どもようのストライダーという足で蹴って進むMTB(?)の記事。あと、モノクロの「Life with MTB」という企画とOn-Oneというメーカーの紹介記事も書いています。
 割と目立つ表紙なので、書店でもわかりやすいと思います。ぜひ手に取って、気に入ったら買ってください。
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# by masumania | 2011-04-11 00:12 | 仕事