<   2008年 08月 ( 4 )   > この月の画像一覧

 

最近のお仕事

c0013594_23501232.jpg 気が付けば、また更新の間隔があいてしまっていました。

 最近(でもないものも含めて)のお仕事の紹介です。
 まずは、8/20発売だった『Bicycle magazine』のVol.8。特集テーマは「終わらない夏旅」だそうです。みんな色んなところに行っててうらやましい…。
 私は連載ページで、近所の川を溯るショートトリップの記事を書いています。まあ、遠いとこに行く時間がなかったともいいます。
 “旅”はこの雑誌の得意ジャンルなので、長短含めてなかなか楽しそうな旅の記事がそろってます。旅先でちょっと役立つサンダルとか小物の情報がユニーク。
 個人的には中学生がみんなで鎌倉に行く「僕たちのスタンド・バイ・ミー」が面白かったです。そういえば、中学生の頃、川崎に引っ越した友達に会いに、ママチャリで読売ランドの坂越えて行ったな〜、とか思い出しながら読みました。

 次は日経BPの運営する『ECOマネジメント』。「2050年への革新技術」という特集で「次世代自動車の勝者は?」という記事と、「『乾いた雑巾』に挑む鉄鋼業界』という記事を書いています。
 前者は、プラグインハイブリッド車や燃料電池車、電気自動車など色々あるエコカーの中で、どれが一番可能性があるのか?について書いています。結論は、記事を読んでいただくとして、燃料電池やバッテリーのコスト、そしてエネルギーのインフラなど、クルマ以外の部分がどうなるかにかかっている感じですね。クルマ自体は既にみんなかたちになっているので。
 後者は、産業界でも多くのCO2を排出している鉄鋼につい書きました。でも、エネルギー効率で見ると、日本の鉄鋼業ってトップレベルなんですよね。「乾いた雑巾」とは、そういう意味。それでも、CO2削減には取り組まないといけないわけで、色々とやっているようです。校正の段階で、例の製鉄所の火事が起きたりして、ちょっとバタバタした記事でした。

 あと『格闘技通信』の試合レポートとか、『デジモノステーション』のいつものページとかを書いています。
 また、「何屋なんだ?」って感じの節操のなさですが…。
[PR]

by masumania | 2008-08-29 23:12 | 仕事  

エコとデザイン

 先日、『ahead』というフリーマガジンを読んでいて、ちょっと興味を引かれた記事がありました。
 『クルマ文化に未来はあるのか!?』という記事で、電気自動車の研究・開発で有名な清水浩教授の話をまとめたもの。
 燃料電池車とかハイブリッド車とかいろいろあるエコカーを「内燃機関自動車と電気自動車の2種類しかない」と分類する考え方も面白かったですが、一番共感したのは電気自動車は「従来の内燃機関自動車の延長ではなく、電気自動車だからできる新しい構造体を考える必要がある」という言葉でした。
 要するに、電気自動車は電気自動車だからできるデザインにしないといけないということですね。

 音楽を聴く機器がCDやMDからデジタル音楽プレーヤーに変わったのって、便利さもありますが、iPodのデザインが大きかったと思うんですよ。一目で今までのプレーヤーとは違うとわかる、新しさを感じさせるデザインが。
 実際、以前の仕事で街中でiPodを使ってる若い人とかに話を聞くと、自分でパソコンは持っていなくて、友達に曲を入れてもらったりしてる人もいました。そこまでしても使いたいものだったんですね。iPodは。

 逆に、全く売れなかった時代のデジタル音楽プレーヤーを見せてもらったこともありますが、確かに容量とかは大きいのですが、見た目が全くCDウォークマンの焼き直しなんですよね。
 そのデザインでは、たとえ便利でも、わざわざ使おうと思う人って少ないだろうなと思ったことを覚えています。
 デジタルになったからには、今までと違う新しいデザインにしないと、使う側も購買意欲が湧かないのでしょう。

 同じことが電気自動車にもいえるってことなんでしょうね。
動力が内燃機関から電気に変わったら、見た目もそれに合わせて変えないとダメなんでしょう。
 かといって、ガワだけ変えればいいという話ではなくて、電気自動車だからこそできる、電気自動車のメリットを活かすようなデザインでないと意味はない。
 そういう意味では、去年のモーターショーに日産が出してた『PIVO2』なんかは、いい線いってたのではないかと思います。
 インホイールモーターを使った車輪がぞれぞれ独立したデザインは、内燃機関の自動車には真似ができないものですし。
c0013594_1548242.jpg


 シビックのハイブリッドがプリウスに比べて売れていないのは、専用デザインのプリウスに対して、普通のシビックの車体に「ハイブリッド」のエンブレムを付けただけだったから、という話も聞いたことがあります。
 やっぱり、デザインって大切なんですね。

 そんなわけで、がんばってください。デザイナーさん。
 逆に、アイディアはいいんだけど、なかなか広がらないエコプロダクトとかはデザインを変えると、何か変わるのかも知れません。
[PR]

by masumania | 2008-08-14 15:49 | クルマ/バイク  

R25のカブの記事が

 以前、このブログでも紹介しましたが、『R25』に書いたスーパーカブの記事が、なんとアクセスランキングで1位になっています!

 いや〜、何だかうれしいですね。
 自分の書いた記事が読まれているというのもそうですが、あまり人気がないと思われがちなバイクの記事が、多くの人の興味を引いているというのが一番うれしいです。

 実は、関心を持っている人も多いし、以前にも書いたようにエコという面でも大きな可能性を持った乗り物だと思うんですけどね。バイクって。
 もう少し評価されてもいいというか、変な偏見に基づいて排除することないのにと思います。
 そのためにも、もっと僕に記事を書かせてください(笑)

 今はもうランクが落ちてしまっているかも知れないので、念のため証拠写真をとっておきました。
c0013594_2263677.jpg


 ランキングが気になる人はココをクリックして確認してみてください。
[PR]

by masumania | 2008-08-12 23:22 | 仕事  

ワクワクするエコ

c0013594_1311967.jpg 最近読んだ本の中から。
 田中優さんという人が書いた『地球温暖化/人類滅亡のシナリオは回避できるか』という本です。

 環境問題について考え始めると、知れば知るほど深刻な状況ばかりが見えて来て、出口が見えなくなってしまったり、無力感に苛まれたりしませんか?
 そんな時に読むと、前向きな気持ちになれるのではないかと思える一冊です。

 とはいっても、出だしは結構深刻な話の連続です。数々のデータを示し、地球温暖化がすでに「“試合終了”までのロスタイム」と厳しいお話。ある程度温暖化が進んでしまい、これまでCO2を吸収していた海が逆にCO2を排出し始めてしまったり、永久凍土が溶けてCO2の20倍の温室効果を持つメタンガスが大量に放出されたりしてしまうと、「温暖化はもう人間の手ではどうにもできない」として、温暖化対策は「この10年が勝負」だと警告しています。

 ここまでだったら、普通にある“温暖化の恐怖”を書いた本と変わりませんが、この本の(著者の)偉いところは、後半部分でそれに対して自分たちがどうすればいいかを、きちんと書いていてくれること。
 それも、省エネのために“とにかく我慢しろ”とか“便利さを捨てろ”というのではなく、「仕組み」を変えることで、CO2は大きく減らすことができると説いています。しかも、そのための技術ややり方についても「もはや、すべての問題に解決策が出揃っている」と。
 まあ、その具体的な仕組みややり方については本書を読んでもらえればと思うのですが、例えば電力会社の料金体系を変えるだけでも実は大きな省エネが可能なんじゃないかとか、なかなか示唆に富んだ内容です。(突っ込みどころがないとはいいませんが)

 で、そういう仕組みを変えるとか大きな話をした後に、ではそのために日常生活の中では具体的に何をすればいいのかを解説してくれます。それは、本当に小さな努力でできそうなことだったりするのですが、それが大きな仕組みを変えることにつながっているということがイメージできると、ただコツコツと小さな省エネに取り組むよりもやる気が起きますよね。
 気が付けば、私も後半部分はワクワクしながらページをめくっていました。

 ”温暖化を解決するための技術も方策も実は出そろっている”というのは、別なところでも聞きました。“あとは、私たち消費者(有権者)がそっちを選択するか否かだ”と。
 でも、そっちを選択するためには、まず温暖化をはじめとする環境問題についてきちんと知らなければなりません。そして、その問題の解決のためには、どうすればいいのかという考え方の筋道を知ること。解決策があるといっても、環境問題みたいな複雑な問題は“これをするだけでいい”みたいなマニュアルがあるわけじゃないので、基本的な考え方を身に付けて、あとは自分で考えられるようにならないと駄目だと思います。
 まあ、どんな問題でもそうだと思いますけどね。ダイエットだって“リンゴだけ食べてればやせる”とか“炭水化物を食べなければやせる”みたいな強引なマニュアルは基本的に嘘で、摂取カロリーと消費カロリーとか、人間に必要な栄養のバランスとか、基本的な考え方を身に付けるのが一番の早道だったりしますし。

 地球温暖化について、その基本的な知識と考え方を知るには、今のところ最良の入門書なのではないかと思います。電力会社とかには敵視されそうですけどね…。
 興味を持たれた方は、ぜひご一読を。
[PR]

by masumania | 2008-08-01 23:30 | 本/マンガ