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優秀な人材を

 ちょっと前の話になりますが、都国籍条項訴訟 管理職受験拒否は合憲のニュースを見て、暗い気持ちになりました。
 また聞きの話なので正確な内容はわかりませんが、原告の鄭さんは保健士として都に就職した際、民族名のままで地元の人たちに受け入れてもらえるか不安に思っていたとのこと。しかし、予想に反して地域の人たちにも受け入れられ、信頼を得ていくなかで「日本国籍を取得してもいいかもしれない」と思うようになっていったようです。でも、この裁判の一件、管理職選考試験の願書さえ受け取ってもらえなかったことで「こんな状態では日本国籍を取るわけにはいかない」と思いなおしたとか。
 「在日に対する差別があるから帰化する」のではなく、「差別がなくなったら帰化する」のだという発想。こんな発言をしている人たちには、なかなか理解できないのでしょう。

by masumania | 2005-02-01 01:59 | 気になるニュース・言葉  

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