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GWの格闘技

 今年のGWは格闘技系のイベントが多かったですね。
 4月29日がK-1ラスベガス大会。5月3日がHERO'Sで、5日には亀田兄弟の試合とPRIDEがありました。
 ひと昔のK-1さえもTV放送がなかった頃がウソみたいですね。
 でも短期間にここまで集中すると、ありがたみが薄れてしまう感じがします。
 そのせいかどうかはわかりませんが、試合内容もわりと小粒だったような…。
 まあ、私が忙しくて腰を落ち着けて見れなかったからかもしれませんが。

 とりあえず、感想というか印象に残ったことを羅列してみます。

 まず、K-1ラスベガス大会。
 何度もいうようですが、デカイだけの選手の殴り合いは見ていてつまらない。途中でかなり眠くなりましたよ。
 印象に残っているのは、ステファン・レコのダウンを奪った右ストレート。脇が開かず真っすぐ出ていて、スピードもあるし、キレイに打ち抜いていて、お手本のようなストレートでした。本人は負けてしまいましたが…。
 あと、トーナメントの決勝でグッドリッジが倒された右のショートパンチも印象に残っています。(勝った選手の名前は忘れました…)

 続いてHERO'S。
 ヒザ蹴りってやっぱり危ないんだな、と思いました。しかし、KID選手の当て勘はスゴイですね。まさか、あんなに早く試合が終わるとは思っていませんでしたよ。
 柔道家の秋山選手のバックスピンキックにもびっくりしました。
 あと、憶えているのはタイガーマスクをかぶった桜庭選手が出て来たことくらいですね…。

 で、今日の亀田の試合。
 弟の方は、まんまと見逃しました。
 兄貴の試合も、途中でウトウトしていてKOシーンを見逃す始末…。
 感想としては、この人はやっぱり努力家ですね。前の試合で力み過ぎてた部分をきっちり矯正して来てました。そうとう練習して来たんだろうな。
 キャラ的に辰吉とかぶる印象を持っている人が多いようですが、辰吉が天才型(もちろんスゴイ練習をしていたわけですが)だったのに比べると、亀田は努力型。テレビ用に作ってるキャラと中身は、実はかなり違うのだと思います。

 それにしてもスゴイ人気ですね。これだけ視聴率がとれると、ほかのボクシング選手とは乗ってるレールが違うので、比較がしにくいですね。強いのは間違いないですが、日本人とはやってないし、比較するための基準がありません。
 「レール」とか書くと、作られたヒーローっぽく聞こえちゃうかもしれませんが、敷かれたレールの上をきっちり歩いて行けるのはスゴイことですよね。真似できる人は少ないでしょう。

 最後はPRIDE。
 個人的にはこのイベントが一番面白かったと思います。いい試合が多かったですし。
 K-1元王者のハントと真っ向から打ち合って、あのハントを下がらせた高坂選手の気迫は凄まじかったですし、藤田選手の打ち合いも技術的にはともかく、気持ちが出たいい試合だったと思います。
 負けてしまいましたが、ヒョードルの弟・アレキサンダーのパンチの上手さにもびっくりしました。
 注目の吉田vs西島の試合は、吉田選手の作戦勝ちですね。パンチの間合いの外から上手くローキックで意識を散らして、西島選手がパンチを当てようと間合いを詰めて来たところに上手いこと組み付いてました。組んでしまえば吉田選手のものですからね。
 試合前から「打ち合う」みたいなことを臭わせておいて、試合が始まっても打撃で行くと見せかけておいて組む。ちょっとズルイような気もしますが、こういうのは「クレバー」っていうのでしょう。


 ダラダラとどうでもいい個人的な感想を書き殴ってしまいました。
 最後まで読んでくれた方、ありがとうございました。

by masumania | 2006-05-05 23:17 | キック/格闘技  

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