すっかり

 放置状態になってしまっていました。すみません。
 お決まりのパターンになっていますが、取りあえず最近のお仕事などを。

 まず、最近書かせてもらう機会の多い日経BP社の『ECOマネジメント』。近いところでは、次世代車のリーダー狙うトヨタ キーワードは「適地・適時・適車」という記事を書きました。最近では、金融不況のあおりで収益予測を大幅に下方修正したトヨタですが、環境イメージではまだまだ先を行っている感じですね。そんなトヨタの環境戦略について、岡本副会長の話をまとめました。
 あと、同じ媒体で電気代を年間1億円節約 ”見える化”で成果あげたワタミという記事も書いています。電気をこまめに消すだけで1億円ってすごいですよね。来年4月に施行される改正省エネ法がらみの特集ですが、勉強になることが多かったです。

 c0013594_023953.jpg 次は格闘技関連ですが、格闘技通信の別冊『We Love Technique Vol.1』というMOOKで、首相撲の技術解説というマニアックな記事を担当しています。といっても、過去に格闘技通信でやった特集の再録ですが。
 ほかにも柔術とかのマニアックな記事がいっぱい。青木選手の表紙が目印です。

 ここからは個人的な思いですが、よく「雑誌で技術解説したって、読んだだけでできるわけないんだから不要」という声を耳にしますが、雑誌の技術解説ってほとんどの場合、その記事を見て技術を身に付けるためのものではないんですよね。見てる人たちに、技術を理解してもらうための参考になればというスタンスがほとんどだと思います。
 で、今格闘技ブームは下火になってきていますが、どんなスポーツでもブームで終わるのか、見ることを楽しむ競技として定着するのかは、見る側がある程度技術について理解しているというか、技術戦を楽しめる目を持っているかにかかっていると思います。
 サッカーもJリーグがスタートした頃って、技術や戦術を理解している人は少なくて、その辺の人たちの会話を聞いていてもカズとかゴンとかの(2人とも今も現役なんですよね。すごいことです)キャラクターについてばかりでした。この頃はサッカーもまだ”ブーム”でしかなかったんだと思います。でも、今では見るスポーツとしてすっかり定着していますよね。その分かれ目が、見る側の技術や戦術に対する理解だったと思うのです。
 私はサッカーの技術についてよく知らないので、印象に基づいた話でしかないのですが、Jリーグが始まった頃のブームが終わって「Jリーグってまだやってるの?」みたいな声を聞くようになり(本当に聞きました)ましたが、そのうち「ゾーンプレス」とか「3バック」とかいう単語を耳にするようになり、「中盤が、なんとかかんとか…」とか、よくわからない言葉を聞くようになった頃は、すっかり人気も定着していた感じでした。
 今の格闘技界を見ていると、まだ選手のキャラクターとか人間ドラマに話がいっている状態ですよね。専門誌の記事ですら、そんな感じです。せっかく魔裟斗vs佐藤とか凄まじくレベルの高い試合をテレビで放送しているのに、その中身がわかっていない、伝わっていないのは、ものすごくもったいないことだと思うのです。
 そして、その技術であったり戦術であったり(魔裟斗vs佐藤の試合なんて、いくらでも語ることがあります)を伝えることができない、理解されることがないままだと、やっぱり格闘技はブームで終わっちゃって、元のマニアックな世界に戻ってしまうのではないかと心配になります。
 もちろん、選手のキャラクターだったり、イベントの盛り上げ方だったりということも大切なのですが、やっぱり専門誌ぐらいは、その技術的な中身について解説するべき役割があるのではないかと思います。

 たいそうなこと書いてますが、技術もののページが増えないと、私の仕事が増え辛いんですよね。インタビューも好きですが、ローキックの蹴り方とか聞きたくなっちゃうし。(以前に、鈴木秀明さんにローキックの蹴り分け方について聞けたのは、今でもうれしく思っていたりします)
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by masumania | 2008-11-15 23:11 | 仕事  

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